昭和医科大学歯学部同窓会のホームページです

MENU

同窓会賞を受賞して

同窓会賞を受賞して

呉悠

 

 この度は、歯学部同窓会賞という名誉ある賞を賜り、誠にありがとうございます。これまで温かくご指導くださいました先生方、共に学んだ友人、先輩・後輩の皆様、そして家族の支えがあってこその受賞であり、心より御礼申し上げます。

 

 昭和大学で過ごした6年間は、知識や技術だけでなく、人と向き合う姿勢、問い続ける姿勢、広い視野で歯科医療を捉える姿勢を育てていただいた時間でした。入学当初はコロナ禍の影響もあり、事情により入寮せずに大学生活を始めました。同級生との交流が限られる中で不安もありましたが、人とのつながりを広げたいと思い、学生教育委員に立候補いたしました。慣れないオンライン授業に戸惑いながらも、学修に懸命に取り組んだ日々は、大学生活の原点として強く記憶に残っています。

 

 2年次からは歯学の基礎的な学修が始まり、膨大な知識を身につける難しさを実感しました。一方で、サッカー部にマネージャーとして入部し、同期や先輩、後輩と出会えたこと、オールデンタルに参加できたことは一生の思い出です。また、歯科医療の現場を知りたいと思い、本学ご出身の先生の歯科医院で歯科助手のアルバイトを始めました。患者さんへの接し方や、先生方・スタッフの皆様と連携して診療を支える姿勢を学んだ経験は、現在の臨床研修にもつながる大切な基礎となっています。学業との両立を尊重してくださった院長先生ならびに医院の皆様にも、改めて御礼申し上げます。

 

 3年次には研究入門を選択し、生化学講座で研究の基礎を教えていただきました。その後、4年次から大学院マルチドクタープログラムに参加し、歯科薬理学講座で「マウスの歯周炎モデルを用いた炎症性骨形成現象の解明」に取り組みました。学修やポリクリとの両立は容易ではありませんでしたが、2024年度日本歯科医師会主催スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム日本選抜大会で発表する機会をいただきました。英語での発表や質疑応答では難航することも多く、練習を重ねた日々は大きな学びとなりました。研究を通じて、歯科医学が多くの研究者の積み重ねに支えられていること、すぐに答えが出ない問いに向き合い続ける姿勢の大切さを学びました。

 

 6年次には選択実習として北京大学口腔医学院で1か月間研修し、医療制度や患者背景の違いにより治療方針にも多様な考え方があることを学びました。歯科医療を広い視野で捉える大切さを実感した貴重な経験でした。また、国家試験に向けて友人と励まし合いながら机に向かった時間も、かけがえのない思い出です。

 

 私は現在、昭和大学歯科病院の歯科放射線科で研修しており、後期は補綴歯科で研修させていただく予定です。その後は大学院に進学し、臨床と研究の両面から歯科医学を深めたいと考えております。昭和大学で学んだ「人に寄り添う姿勢」と「学び続ける姿勢」を胸に、一歩ずつ歩んで参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

更新情報(一般公開)月別

ご弔事報告

ページトップへ