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上條賞を受賞して

上條賞を受賞して

早川優菜

 

 この度は上條賞という名誉ある賞を授与いただき大変光栄に思います。このような賞をいただけたのは、ご指導くださった先生方、共に頑張った学友、困った時に支えてくださった先輩方、後輩たちのおかげです。この場をお借りして感謝申し上げます。
 私が学生生活で特に力を入れたこととして、部活動、研究、学業の3つが挙げられます。
 部活動では昭和医科大学管弦楽団に所属し、4年次に団長とコンサートミストレスを務めさせていただきました。仲間と協力して一つのものを作り上げる楽しさと同時にその難しさを学ぶことができました。また、管弦楽団は医、歯、薬、保健医療学部と看護専門学校の学生で構成されており、学部を超えての活動を通して大学が目標している職業間の壁をなくすという理念に繋がったように思います。ここで学んだ仲間と協力することや努力する大切さを忘れず、この先の勉学や臨床に繋げていきたいと思います。
 5年次にはマルチドクタープログラムにて口腔生理学教室に所属し、咀嚼とセロトニンの関係についての研究を行いました。先生方には研究に限らず進路や勉強について相談させていただき、自分の理想の歯科医師像を見つけることができました。
 そして、学業では友人と協力して勉学に励んだことで、定期試験、病院実習、卒業試験や国家試験を乗り越えることができました。学年が上がる度に学んだ知識が繋がっていく感覚が楽しく、特に病院実習ではそれらの知識を用いて患者さんと関われた時間は非常に有意義なものでした。
 現在は昭和医科大学歯科病院の医科歯科連携診療歯科で研修をしており、後期は歯科麻酔科で研修させていただく予定です。日々自分の未熟さを痛感しておりますが、やりがいを感じ充実しております。将来は歯科麻酔科に進みPONVや小児、障害者の患者さんの歯科麻酔という分野に携わりたいと考えていますので、引継ぎ精進していく所存でございます。
 最後になりますが、在学中関わってくださった皆様の温かいご支援に改めて厚く御礼申し上げます。昭和医科大学の6年間で学んだ至誠一貫を忘れずに良き医療人を目指して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

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