京都府支部報告
京都府支部報告
9 回生 中村 匡
こんにちは、9 回生京都支部(洛昭会)の中村です。支部総会が色々な行事が重なり未だに開催出来ない状態で 3 月もしくは 4 月と検討しているところです。
令和 7 年 2 月 15 日京都ブライトンホテルにて第 19 回恒温会が開催され、昭和大学として参加しました。恒温会とは 2 年に 1 回の開催を京都で開業する国公立私立の各大学歯学部同窓会の代表が歯科医師会や他団体とは特に関わりを持たない方針で、平成 8 年から幹事校が会員数の多い順に当番校とし、講演会や 3 分程度の各大学同窓会の近況報告、情報交換等をワイワイと各支部との親睦を深めるための会である。
今年度は愛知学院大学歯学部同窓会が幹事校で、19 校 43 名の出席であった。
講演会としては大阪大学出身でアローズ小林法律事務所の小林千春弁護士が登壇され「歯科医院の事業継承〜サステナブルな地域医療のために〜」と題して、2020 年時 67874 診療所の歯科医院数に対してコンビニエンスストアは 56986 店で歯科医師の 88,5%がリタイヤ後の継承が未定というデータが示された。閉院、院内承継、M&A のいずれかの形となるが、閉院するにもカルテの保管期間 5 年やテナント物件では原状回復費用や残リース代、給与、退職金等の用意など事業継承を順調に行うには 5〜10 年のスパンが望ましいとの事であった。
3 分スピーチでは、各大学同窓会も入会者の減少や卒業後の移動による所在不明会員候補の情報獲得に苦慮しているようで、洛昭会も同じである。
会も和やかに閉会となり、次期当番校は朝日大学が 2 年後開催予定である。
事業継承問題は私のところも 2 人の子供は各々別の道を歩んでいて、講演会を聴講するまで他人事のように考えていましたが、気が付けばそれなりの歳になっており、導火線に火が着いたように思います。開業して早や 30 年の月日が経ちましたが、同窓とたまに会うとほっとします。
何か独り言の様なご報告になり申し訳ございません。また、今年度 7 月より地区歯科医師会の会長就任の予定と成りましたことを付け加えさせていただきます。