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教授就任のご挨拶

松本歯科大学に赴任しました。ご挨拶と歯科病院よもやま話
昭和大学歯学部10回生
松本歯科大学歯科補綴学講座 樋口大輔

 

この度、松本歯科大学にご縁を頂きまして9月1日付にて補綴学講座主任教授として赴任することになりました。この場をお借りして同窓の皆様に感謝し、御礼申し上げます。私は1992年に昭和大学歯学部を卒業、その後昭和大学大学院へと進み、1996年に川和忠治教授の第一補綴学(冠橋義歯学講座)に入局致しました。現在、卒業後28年余りが経過し、数多くの思い出が昭和大学にはあります。そこで昔を振り返りつつよもやま話をさせて頂きます。

 

1.医局の引っ越しとデジタル化

これまでに医局の引っ越しを3回経験してきました。最初の医局は現在の歯科病院3階中央技工室の場所に、教授室はデジタルラボにありました。その後医局は現在のインプラント歯科学講座の場所へ、教授室は現在の口腔外科医局の場所に移り、さらにその数年後、現在の歯科病院4号棟KTビルの2階へ移動しました。最初の引っ越しでは方眼紙に1/50スケールで間取図を描きアナログ的に机を配置し検討しましたが、最後の移動ではPCソフトで配置し3D画面で確認しました。
 
2.スライド作成とデジタル化

スライド作成も当初は紙を撮影するところから始め、次にPC画面を35mmフィルムで取り込み、そのフィルムをフジビルへ持っていきました(あのフジビルも今は解体されています)。現在は皆様ご存知のようにスライド作成は完全にデジタル化され、動画も発表できるようになりました。以前は発表当日にスライドフィルムの修正はできませんでしたが、今は発表直前まで修正可能です。時折、学会会場では指導者と発表者が発表データー提出の直前までノートPCで修正している姿を時々見かけます。このようにこの28年間は社会も歯科業界もアナログからデジタルへ大きく変わっていった時代でした。
 
3.歯科病院隣の店舗(ドーナツからピザへ)

現在、北千束五差路にはドミノピザがあります。私が学生の頃、その店舗はミスタードーナツでした。店内にはメリーゴーランドがあり、眺める朝夕の富士山は格別でした。24時間営業であったこの店舗は飲食店が極めて少ない洗足地区で大変貴重な存在で、学生実習で遅くなった時、卒後は研究等で遅くなった時、ドーナツや飲茶で小腹を満たしました。ポイントも集めてお皿やランチセットをいくつも揃えました。そのお皿もフォークはまだ自宅で使っています。
 
4.海外留学経験

2006-2007年には補綴学講座前任の川和忠治先生そして前学部長の宮崎隆先生のご紹介によりドイツに留学する機会を与えて頂きました。この経験は歯科医師としてだけでなく人として大きな財産となりました。特に母国を離れて日本に来る海外留学生の不安な気持ちやその決意など彼らの心情がよく理解できるようになり、親身になって付き合えるようになりました。なお、今もドイツの同僚や台湾、インド、バングラディッシュから留学していた歯科医師とは交流を続けております。
 
5.これからのこと

2008年に竣工した松本歯科大学病院は特診室やインプラント専用手術室を兼ね備え、地域医療の中隔として大きな役割を担っています。また教育改革にも取り組んでおり、第113回歯科医師国家試験では新卒の合格率が89.4%、全国29歯科大学中、8位となりました。今後は昭和大学において培った技術や知識を新天地で活用して参ります。松本歯科大学がある長野県塩尻市はワインや果物が美味しいところです。ぜひコロナ禍が落ち着きましたらぜひ見学を兼ねてお越しください。最後に今回の赴任にあたり様々なご示唆とご指導を頂いた昭和大学歯科補綴学講座の馬場一美教授を始め医局員の皆様、そして多くの患者さんをご紹介頂いた歯科病院の職員各位、日々の業務にご協力頂いた事務、職員の方々に感謝し、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
 
 

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