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2019年10月27日 学術講演会報告

2019年10月27日、大森にある新東京歯科衛生士学校8階にて2019年度第二回昭和大学歯学部同窓会ポストグラデュエートセミナーが行われました。
演題は「いま行うべき歯内療法と今後の展望」ということで、澤田則宏先生をお迎えし、歯内治療の基本からアドバンスな内容までご公演いただきました。澤田先生のご講演は今回で4度目となり、多くの先生方にご来場いただきました。また、今回は協賛会社が7社参加していただき、参加者にもとても好評でした。
歯内治療という我々歯科医師にとって切っても切り離せない処置を、専門家ならではの視点、技術等をとてもわかり易く、そして次の日からすぐに活かせるような内容をご講演していただきました。現在、普及率が上がってきているニッケルチタンロータリーファイルによる根管の拡大等に始まり、シーラーやガッタパーチャポイント、MTAセメントなど普段気にせず使っている様々な機材の特徴や利点、欠点など澤田先生自身の経験談や先生自身が使用されている道具等を提示して頂きながらとても丁寧にご説明していただきました。我々が根管充填を行ったあと起こり得るリスクとして再発が考えられますが、どのような手順で、どのような材料を用い、どのようにすると再発率を下げられるか、という聞いたり、調べたりしようとしてもなかなか難しいこともデータを用いながら丁寧にお話いただきました。澤田先生のご講演ということもあり、卒年数の若い先生も多くご参加頂きました。それらの先生方がどのようにしたら失敗しづらい根管治療を行えるか、どのようにしたら予後よく治すことができるのか、ということも視覚的にわかるスライドをご用意して頂いたため、すっと理解できたかと思います。また、ベテランの先生方にとっても、普段の診療ではつい忘れてしまったりしてしまっているようなことや、疑問に思っていたようなことを再確認できたとても良い講演でした。また、最後には次回のポストグラデュエートセミナーの内容にも重なる痛みや不定愁訴のような非歯源性疼痛のお話も簡単にして頂き、歯一本だけではなく様々な原因を考え、診断に導くことが大切だと改めて考えさせられました。あまりにも充実した内容であったため、一日とういう長丁場の講演会でしたがあっという間に時が経ってしまいました。

 

 

 

 


 

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